世界最大のセミ


 ご存知の方も多かろうと思うけれど、今宵は世界最大のセミをご覧にいれよう。
 その名もMegapomponia imperatoria。テイオウゼミ(帝王蝉)である。



 東南アジアに分布し、開長18センチにもなる。
 でかければいいというものでもないが、やはり実際に手にすると感慨深いものがある。
 生息地はタイ、ベトナムカンボジア、マレーシア、インドネシア、フィリピンなど。やや小ぶりで黒っぽいものなど、よく似た数種が知られている。
 日本産のアブラゼミの開帳は13センチほどである。
 当然のごとく鳴き声も相当らしく、聞くところによるとトランペットのようだとか。聞いてみたいものである。


 インパクト勝負の何の芸も無い記事であった。